『足があがらない！』それは20キロ過ぎの出来事でした。
今年2月、熊本で開催された、第1回熊本城マラソンに出場し、私自身初めてのフルマラソンに出場しました。
この大会に出場することを決めたのは、大会の半年位前だったでしょうか？地域の駅伝大会に出場し、私よりも
一回り以上年上の人に負けたことをきっかけに走り始め、時間を作ってはフルマラソンに出場することを目標にト
レーニングを行ってきました。その頃には、10キロ～20キロは走れるようになっていましのたで、どうにかなる
だろうという気持ちで申し込みました。そして大会当日、20キロまでは順調に走ることができたのですが、それを
過ぎた頃から、股関節の違和感が生じ始め、それが痛みに変わり、徐々に足があがらなくなってきました。それま
では集団の流れに乗っていたのですが、どんどん後ろから抜かれ始めました。挙げ句の果てには、熊本のキャラクター
を装った“くまモン”にも抜かれてしまい、私自身、立ち直れないくらいショックでした。そんな中、どうにかゴールまで
辿りつくことができました。走った後、マラソンを何度も走ったことのある友人に話しを聞くと、まだまだ走る距離が足り
ていなかったことがわかりました（速くなりたいなら300キロ/月は走らないといけないようです）。また、股関節が痛く
なるということは、フルマラソンを走るための体力がついていないということも知りました。まさに準備不足の状態で
出場した結果だったのかなあと反省した次第です（意外とマラソンは奥が深いです）。
　来年、福岡では、第3回九州地区学術集会福岡大会を8月3日・4日に開催することとなりました。まだまだ先のこと
ではありますが、500名規模の参加を予想し、県士会では昨年の11月に運営委員会を立ち上げ、準備にとりかかっ
ています。県士会でこのような大きな会を開催することは、まさに未知の世界に近いものがあります。ただ単に学会
を開催することが目的ではありません。成功（ゴール）に向けて、みなさんとアイデアを出し合いながら、多くの参加者
が学会のテーマに関心を持ち、充実した学会になるよう、準備を行っていきたいと思っています。
是非、会員のみなさんのご協力をよろしくお願いいたします。
　今年の九州地区学術集会は宿敵“くまモン”のふるさとで10月6日・7日に開催されます。熊本の学会を参考にしな
がら、より充実した学会にできればと思っています。皆さんも是非参加しましょう。