・「これからのしいリハビリテーションの提供」を目指します
当院は慢性期ではありますが、「長期療養機能」「回復機能」「看取り機能(終末期)」という3つの機能があります。患者様の個別性に合わせ、急性期~回復期とは異なる方法も用いて患者様へアプローチしています。身体機能とADL能力の向上がなければ人生の再構築はないと思われがちですが、セラピストだけでなく他職種やご家族様など患者様を取り巻く関係者全員で、患者様が人生を再び取り戻すアイデアを出し合い、実行できることが当院のリハビリテーションの強みです。
今後、ますます慢性期リハのニーズは高まります。当院でこれからの新しいリハビリテーションを提供できるよう共に考え、実践してくださる方を求めています。認知症患者800万人時代、「これからの新しいリハビリテーションの提供」を目指しています。
・認知症ケア【ユマニチュード】実践病院
最先端の認知症ケアの技法であるユマニチュードのインストラクターが在籍し、勉強会を実施しています。患者様の人生の集大成の場として、その方らしい生き生きとした生活が送れるよう取り組んでいます。
・身体拘束ゼロ活動
5年前から身体拘束ゼロに向けて取り組み、今年ついに拘束者ゼロを実現しました。リハビリ課内はもちろん、医師や看護師、介護職と連携しながら取り組んでいます。
・経管から経口摂取への移行
経管栄養で入院された患者様に対して、病棟と一丸となり経口摂取に積極的にトライしています。お口から少しでもお召し上がりいただけるよう、言語聴覚士とともに嚥下状態を確認ながら移行に取り組んでいます。(3か月平均で1割の方が移行)
ご家族様からもリハビリに対するニーズは非常に高いです。